鳥越こしひかりの秘密
霊峰白山から流れる清らかな冷たい水
苗づくりから稲が大きく成長するまで、長い期間を水に浸っているお米にとって、水はとても重要です。きれいな水に含まれるミネラルや栄養分を吸い上げておいしいお米が出来上がります。“鳥越こしひかり”は、日本三名山のひとつ霊峰白山の清らかな水が流れる地域で作られています。標高2702mある霊峰白山は多くの雪や雨によって自然豊かな環境を育んできました。さらに白山は恐竜の化石が見つかるなど太古からの豊かな地層をもち、森の養分もたっぷり含んでいます。森林からの豊富なミネラルと雪解けの冷たい水が水田を潤し、おいしいお米が生まれます。
昼夜の温度差がお米の栄養を作り出す
おいしいお米づくりに欠かせない気候条件に「寒暖の差」があります。お米は昼間の日照により十分な光合成が行われることで、たっぷり栄養を取り込み、夜間の涼しい気温によって、蓄えられた栄養分を旨み成分に変えていきます。やまだ農場は中山間地にあり、寒暖の差が大きい地域で作られる“鳥越こしひかり”は粒は小さいけれど、お米の旨みがギュッとつまっています。
おいしいお米は肥沃な土から生まれる
稲の根に活力を与え、葉や茎を丈夫にするのは肥沃な土です。やまだ農場では、収穫が終わった水田には稲ワラを土中にすき込み、春までじっくり土地を休ませます。土地の力が高まることで根の張りがよくなり、病害虫に強い稲が育ちます。さらに、独自の有機肥料で土中の微生物も活性化させ、ミネラル豊かな土づくりを行っています。なかでも“鳥越こしひかり”は、とくにコシヒカリの栽培に適した水田を選んで育てた特別なお米です。
丹念に育て上げられたお米
農薬をできるだけ使わず、徹底した田の水管理や畦の草刈りなど手間を惜しまず、丹念に育てることで病害虫の発生を防いでいます。また、田んぼ一枚一枚によって、土の性質、日照条件、水質が違うため、田んぼの性質を見極めて、田植えの時期、肥料を与えるタイミング、刈り取り時期など日々研究や長年の経験に基づいて行っています。
やまだ農場のこだわり
子どもにも安心して食べさせることができるお米づくり
やまだ農場では、お米を皆さんに安心して食べてもらいたいという思いからできるだけ農薬を使わず、独自の有機肥料を使い、自然の力を最大限に生かした栽培を行っています。地形による田んぼへの日照時間や水質の違いを見極めて、水の管理や畦の草刈りを丹念に行うことで病害虫の発生を防いでいます。
手をかけて、丹念に育てあげる
お米のおいしさは肥料を与えるタイミングと量によって決まるため田んぼ一枚一枚、稲の様子を見ながら、手作業で肥料を与えています。さらに、お米の成長は気候の影響などによって毎年違っています。そのため、長年の経験を活かしながら日々の研究も重ね、手間ひまをかけた米づくりで一粒一粒への真心を込めています。
自家保管、自家精米のお米
温度管理された自家保管庫があり、籾殻のついた状態でお米を貯蔵しています。そして、注文を受けてから自家精米しています。精米したてのお米はおいしいと言われますが、理由は白米のヌカには油分が多いため、時間が経てば経つほど酸化してしまい、旨みに影響を与えてしまうためです。さらに、白米で時間が経つと水分も飛びやすく、米粒にひびが入り炊き上がりにムラができてしまいます。そのため、やまだ農場では徹底した温度管理のもとでお米を貯蔵し、注文を受けてから精米することで、いつでも新鮮で最もおいしい状態のお米をお届けしています。
※食味を逃さない真空パックでのお届けも行っています
自然を守ること
今ある自然を大事にしています。やまだ農場の田んぼは、春にはオタマジャクシ、カエル、夏にはザリガニ、タニシ秋にはトンボがいます。たまに、アユやイワナが迷いこんでやって来るときもあります。昔からある景観を守っていくことは農地を守ることにもつながります。ふるさとを愛する心で、おいしいお米が生まれています。
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